社員を知る

契約と想いを“形”にする、現場の指揮官として

契約と想いを“形”にする、現場の指揮官として

私の仕事は「施工管理」です。
現場を、最後まで安全に、そして契約通りに完成させるのが役目です。資材の発注や工程・品質の管理、関係各所との調整など、 現場を動かす“司令塔”のようなポジションですね。

ただ作ればいいというだけでなく、お客様の希望や契約の背景、どんな想いで依頼をくださったのか、 そういう部分も営業からしっかり引き継いで、現場に反映させるようにしています。

「計画通りに進む」だけじゃない、仕事のやりがい

この仕事を始めた頃は、工期どおりに終わらせられたときの達成感が大きかったです。
でも今は、完成した建物を見た瞬間に感じる喜びのほうが強いですね。

段取りがうまくハマって、きれいに仕上がったとき、 「よし、いい仕事ができたな」って思えるんです。

ひとつの現場にはいろんな人が関わっています。
職人さん、設計、営業、工場…
みんなの力がかみ合って一つの形になるのが、工事管理の面白さだと思っています。

入社2年目で挑んだ、忘れられない現場

名古屋支店にいた頃、入社2年目で寺院の屋根改修工事を担当しました。
工期は1年半。設計事務所さんからかなり厳しく言われることも多くて、 現場の厳しさを本当の意味で体感しましたね。職人さんと直接やり取りするのも初めてだったので、なかなか思い通りにいかないことの方が多かったですが、でもその分、最後に無事完工できたときの達成感は今でも忘れられません。あの時の経験で鍛えられたからこそ、今の仕事ができていると思います。

チームで学び合える現場にしたい

工事部には知識、経験があるベテランから、やる気がある若手までいて、人材豊富です。
だからこそ、お互いに学び合える環境を整えたい。誰が工事担当でも喜ばれる仕事ができるように、今よりもお互いが相談、協力できる環境を作りたいと思っています。現場が全国に分かれていて、直接顔を合わせる機会が少ない分、 電話やチャットのやり取りが中心になりがちなんですが、離れていてもつながっている、一人で動くときに孤独感を感じずに続けられるようにしたいですね。

失敗からも学ぶことも多いですが、後輩にはうまくいった経験から自信がもてるように、成功体験を重ねて成長してほしいですね。そんな風にポジティブにチャレンジできるサポートをしていきたいです。

家族との時間が、働き方を変えた

結婚して子どもが生まれてから、仕事の考え方が変わりました。
以前は「できることは今日のうちに全部やってしまおう」というタイプでしたが、 今は育児を妻に任せきりにすることが無いように、「この時間までに帰る」と決めて、そこから逆算して動くようになりました。時間を意識するようになったことで、段取りの精度も上がった気がします。
カナメは休みを取りやすい会社だと感じています。ある程度の裁量を任せてもらっているので、自分で仕事の調整がしやすく、家族持ちの同僚も多いので家族のことでの早退や振休も柔軟に対応してもらえます。有休を申請して却下されたことは一度もありませんよ。

仕事も家庭も、どちらも大切にできる環境がありますし、休みのコントロールもしやすい。 だから安心して全力で働けるんです。